カテゴリ:trip/旅のこと( 17 )

スペインからの帰路、バルセロナ~ヘルシンキ間のフライトで
隣になったフィンランド人らしき人に「このあと、日本へ行くの?」と
英語で声をかけられました。イエス、と答えると
「日本に5回行ったことがあって、日本ではレコードを買ったりしている。」と
やおらいいだしたので、「レコードぉ~!?」とすっかり盛り上がってしまいました。

どこのレコード屋に行くかとか(京都のJET SET、渋谷のFACEレコードなど
がお気に入りで渋谷や新宿のユニオンにも行くとのこと)、どんなジャンルが
好きかという話になるとなんと「70年代の日本のディスコミュージック」が好きとのことw
あまりの玄人っぽさに「仕事なの?」と聞いてみたら、なんとプロのDJでした。
今はディスコミュージック専門だそう。特に日本の。
っつーかそんなこといわれても日本のディスコミュージックなんて
全く思い浮かばず…。アメリカは政治的に好きじゃないので、あまり音楽も聴かないそう。
(ベジタリアンメニュー食べてたし。。。)
ピチカートファイブとかも知ってました。ドクタードラゴンとかほかにも
色々言っていたけど、全然わからず…。ドーナツ盤は300ユーロ位するそうです。
恐るべし、日本マニア。
バルセロナのクラブで午前2~8時までDJをして10時の飛行機に乗ったそう。
そのJUSSIさんからバルセロナのイケているレコード屋を教えてもらいました。

■discos paradiso
http://www.discosparadiso.com/inicio
http://barcelona.unlike.net/locations/307259-Discos-Paradiso

■wah wah records
http://www.wah-wahsupersonic.com

二つとも有名なサンジュセップ市場裏手のラバル地区にあり、渋谷みたいな
ところだそうです。今回バルセロナでは2日しかなく、サンジュセップ市場には行きましたが、
そっちまでは足をのばせませんでした。

で、検索していたらこんなサイトも…。バルセロナもレコード屋いっぱいあるんですね~。

■バルセロナのレコードショップリスト
http://rateyourmusic.com/list/Analog_Loyalist/record_stores_in_barcelona

今回2日歩いた範囲ではレコード屋は見当たらず、蚤の市でちょっと見たくらいでした。
また行きたいわぁと思いつつ、レコード屋めぐりなんてことになったら、
東京にいるのと変わりませんw どっちにしてもバルセロナは2日じゃ足りなかったから、
また行きたいなぁ。

てことで、JUSSIさん
http://overfitted.ddcr.biz/?author=58 
ご本人のサイトTOPページのレコードは見せてもらいましたW
http://www.jussikantonen.com/frontpage

なお、日本は高松のレコード屋とクラブがアツいそうです。
まあ、こういうシングル探すなら納得、という気も…。高松行ってみたいですね。

で、唯一覚えていたドクタードラゴンについてtwitterで聞いてみたところ
即座に「筒美京平の変名ディスコプロジェクト」というお答えをいただきました!
Twitterもすごい。浅野ゆう子の「セクシーバスストップ」辺りだそうです。
こんなサイトも教えてもらい…。
今日の音楽第398回(Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス)

またしても書いているのは外国の方。
自分も含め、日本人の音楽好きは外国偏重になりがちで日本のものは全然知らなかったりするんだよなぁ、改めてと思いました。
日本のことを掘り下げるのもいいのかもね…日本も手を出したらえらいことになりそうだけど。

まあ、とにかくまたバルセロナには行きたいな~。


2011/07/12~19
Spain
Malaga,Sevillia,Granada,Barcelona

[PR]
c0051457_13514020.jpg

c0051457_13514042.jpg

無事帰国しました〜。またまたトキオ・ブルースです。バルセロナの普通の小さなスーパーで売っていた。カタルーニャ国際賞だもんね。日本の作品はこれだけでした。
[PR]
猛烈に暑かった夏も終わり、短い秋も過ぎて
冬の様相が深まってきましたが笑、
今年の夏はメキシコへ行ってきました。学生時代に訪れて、なんと18年ぶり。

出発当日の深夜に西麻布のクラブelevenでJ.A.M.のライブがあって、
事実上、私の夏の旅はここからスタート笑。
ちょうど仕事も忙しかった時期、なんとその前の日に携帯を水没させてしまったりして
機種交換などてんやわんやで帰宅。
この展開に備え、荷物はある程度準備しておいたので1時間ほど仮眠をとって
深夜12時過ぎにelevenへ。

elevenは旧イエロー。20代のころ、よく行っていた思い出の場所。
LTJブケムとか、ロラン・ガルニエとか…。帰りにかおたんラーメンを食べたり。
クローズしたときは寂しい気がしたけど、elevenとして復活したと聞き、
このブログにも書いたけどそのうち行きたいなぁと思っていたのです、年甲斐もなく。
実家にいたときは始発で1時間半かけて帰ったりして、
今思うと若かったなぁ、って感じですが、
今は歩いていける所に住んでいるのだから、人生どこでどうなるかわかりません笑。

実は身分証明書を忘れてしまい(昔はいらなかった!)
エントランスですったもんだの上、
ようやく地下のフロアに降りた途端、友人を発見。
おかげでライブまでの時間も楽しく、最前列に陣取ったライブも
臨場感あふれ最高でした。6曲40分くらいだったかなぁ。
最後、予想外のアンコールに丈青氏が「何聴きたい?」と観ている人たちに問いかけ、
ブースの松浦さん?に「おしゃれな曲!」とかいわれて
「そんな曲ないよ~」とかいいながら、「STRASBOURG」を。

ライブが終わったあとはちょっと踊ったりもしたかったけど、
後ろ髪をひかれる思いで、elevenを後に。
3~4時間睡眠でもっていよいよメキシコの旅へ… (続く)


2010/7/9 Fri
Impro6 @西麻布eleven
J.A.M. Live

[PR]
モロッコの家は外に開かず、内に開けている。
と、何かの本に書いてあった。メディナ(旧市街)は城壁に囲まれ、
外側から中はうかがえない。一歩メディナの路地に踏み込むとこれも
細い路地の両脇にはドアと小さい窓のついた壁が聳え、
時々そのドアを人が出入りするけれど、やはり中はうかがえない。
まったく異世界に取り残されて、街から拒絶されているような気分になる。

モロッコのメディナが迷路のようだ、といわれるのは
この高い壁にかこまれていることも大いに由来するだろう。
例えば東京でも、雑司ヶ谷のあたりとか
車も入れない路地がうねうねと続く地域はまだあるけれど、
両脇には植木があったり人の生活の感じがあって、
あまり迷路、という感じはしない。

それにしても最初に訪れたマラケシュで、
アメ横が延々と続くようなメディナにはおののいたけど、
フェズのメディナはさらに凄かった。曲ってきた方向を覚えているつもりでも
いつのまにか入り曲がり、方向感覚が完全に利かなくなる。
時々人に聞いたりもしたけれど、それでチップを要求されたり
だまされたりするようなこともある、というからなかなか緊張する。
いつのまにか路地の先は暗くなり、両側を閉ざされた壁が無言でせまる。
とにかく迷ったら戻る、を鉄則に2日目にはようやく少し
歩き回れるようになったけれど、入ってきた出口に戻れると
クリア!という感じで本当にほっとした。

けれども、そんなメディナの家々も中にはいるとパティオがあり、
緑に彩られた空間が広がっているということだ。
今回マラケシュとフェズでは、日本でいえば民宿というかペンションのような
メディナの邸宅を改装して宿にしたリヤドというところに泊まった。
部屋数が10程度しかなくて、家族経営しているところが多い。
やはり、入口は無愛想な壁にドアが付いているだけだけれど、
中に通されると、吹き抜けのパティオが広がっていて、
到着をすると、まずミントティーでもてなしてくれる。
移動で疲れた体にミントティーの清涼感と甘さが本当に沁みて、
吹き抜けの空を見上げながら、内に開かれている、ということは
こういうことなんだな、と納得した。
マラケシュのDar Anikaは西欧人らしき夫婦が経営していてものすごくモダン、
フェズのRIAD GHITA(音が出ます)は生粋の家族経営で伝統的なモロッコスタイル、
違ったタイプの宿が楽しめた。どちらも朝食は屋上で。
温帯植物に囲まれてメディナを見渡しながらのモロカンブレックファーストは
本当に気持ちがよかった。モロッコ行くならリヤド滞在がお勧めです。


c0051457_21271927.jpg

Dar Anikaの屋上。こんな屋上欲しい。。。
ま、モロッコでもお金持ちだけのものでしょうけど。。。

ちなみにカサブランカでは普通の観光ホテルだったのだけど、
たいてい海外の中級ホテルは内装などに70年代の香りがして、
これも結構好きだったりします。去年のチェコはチェスキークルムロフで
泊まったホテルなんかも、まさにそんな感じで好みでした。
日本のホテルにはない味ですな。

[PR]
ということで、行ってきました。モロッコ。
最後の夜からおなかを壊したのを除けば、楽しかった。また行きたい。
カサブランカ→マラケシュ→フェズ→カサブランカと回ったのですが、
今度はタンジェとエッサウィラとマラケシュにはもう一度行きたい。

でも、でも、遠いです。モロッコ。

まずはどんな行程だったかというと、
羽田→関空(約1時間)
関空で待ち(約2時間)
関空→ドバイ(約11時間)
ドバイで待ち(約3時間)
ドバイ→カサブランカ(約9時間)
カサブランカ郊外の駅で待ち(約2時間)
カサブランカ→マラケシュ(特急電車:約3時間)

っつーことで現地1泊目のマラケシュにたどりつくまでなんと31時間っすよ!!
本気で疲れて1泊目は超うるさい早朝のアザーン
(朝5時ごろコーランを公共スピーカーで流す)にも目覚めずノンストップ
スリーピングでした。。。。

で、だいたい日本の国土の1.2倍というモロッコ。
上記のカサブランカ→マラケシュ→フェズ→カサブランカというのを超ざっくり
日本に置き換えてみると、こんな感じだったわけ。

東京→大阪(2泊)→仙台(3泊)→東京(1泊)
(マラケシュ→フェズの移動は特急で7時間だったので、いい線かも。
日本にいらっしゃる外国人観光客の皆様もこんな感じでまわるのだろうか。。。)

というわけで結構ハードでした。ま、モロッコツアーなんかだとだいたい
この3都市はマストなので、みんなそんな感じだと思いますが。
それで、今度行くときはエッサウィラとタンジェに行きたい、
というのは更に広島と秋田に行きたい、と言っているようなものなので
どうすればルート短縮できるか、本気で考えたりしてます笑。
(距離的にはエールフランスを使ったほうが短くなるようですが、
今回旅行会社に聞いた時はなんと7万円もアップだったんですよ~~。)

c0051457_2059323.jpg


写真は電車車窓風景。カサブランカ→マラケシュ間 29時間目あたりかね笑。
駅に近づいた時以外は大体こんな感じでした。荒野とサボテン。

[PR]
c0051457_16442010.jpg

多分画像さかさま(笑)@マラケッシュ
[PR]
レポするといいながら、すっかりサボってしまいましたが、
昨日チェコの旅から無事帰国しました。

プラハ→チェスキー・ブデョヴィツェ→チェスキー・クルムロフ→プラハと
電車でのんびり巡ってまいりました。
ブデョヴィツェは典型的地方都市な感じ(野暮ったさも含め)、
クルムロフ(世界遺産)は典型的観光地な感じ、どの街もそれぞれ特徴あり、
とにかく建物が綺麗なので、歩きがいがあっておもしろかったですが
プラハの旧市街広場~カレル橋~プラハ城あたりのおのぼりスポットは
ものすごい観光客の群れ、群れ、群れ、で驚愕でした。。。自分もだけど。
涼しくて、ベストシーズンではあるけどね。。。。

あと驚愕すべきはビールがとにかく安い~!
なんとソフトドリンクより安い。下手するとコーヒーの半額。
500mlの生ビールが200円くらいで、午前中からガンガンおっちゃんが
ビール飲んでますからね、さすがビール大国。
わたしはありがたみがなくて、残念、というか飲まないわたしのほうが
常に高い金額になるのが日本ではありえない感じです。ビール好きのかた、ぜひチェコへ。
ま、ビール腹体型も街にあふれてましたが。。。。

あとは、一応お約束、ということでプラハの街もランニングしました。
朝のプラハ。さすがに観光客は見当たらず。。。石畳なので、脚に結構きます。
c0051457_14402793.jpg


プラハの地下鉄はレトロフューチャーな感じがナイス。
エスカレーターも大江戸線ばりの長さで、スピードが速くガンガン進みます。
駅の内装がそれぞれレトロフューチャーでイカしてます。
c0051457_14441694.jpg


これはグリーンバージョンだけど、ピンク、黄色バージョンなどもあります。
c0051457_14465881.jpg


そんな感じで今回の旅もよく歩き、よく食べました。
さて、今度はどこに行こうかな~。

2008/8/8~8/15 
チェコ (プラハ、チェスキー・ブデョヴィツェ、チェスキー・クルムロフ)

[PR]
c0051457_19274532.jpg

電車でチェスキーブデョヴィツェとチェスキークルムロフを回ってプラハに戻り。きれいな街だけど、観光客しかいなくて驚愕。
[PR]
c0051457_17514618.jpg

今年の夏休みはチェコに。携帯網の進歩なのか去年カナダで入らなかった携帯が入ったので、合間みてレポします。写真はプラハ駅のカフェ。これから鉄道で移動。
[PR]
東京都写真美術館にマリオ・ジャコメッリ展を見に行く。
須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』の「銀の夜」という章に
ジャコメッリのことが少し触れてあって、見ておこうと思っているうち
5月6日までなのにGWに突入してしまった。
ということで、ほぼ朝一に近い時間に恵比寿に向かう。
結構な入りで、見ている間もどんどん人が増えてくる。

1950年代から亡くなる2000年までの作品が展示されていたのだけど
あまり50年という歳月は感じない。
モノクロームの作品群は詩からタイトルをつけたものが多くて、
ふかく、静かに生を見つめて、たたずんでいる。

実はジャコメッリについては全然知らなかったのだけど、
1925年にイタリアの北東部、セニガリアというところで生まれ
印刷業を営みながら、アマチュア写真家としてほとんどの作品を
その街で撮り続けたという。
「同じように日本でも、ジャコメッリと同じ2000年に亡くなった植田正治は
山陰地方に根を下ろし、」という文章を読んではっとした。
ずっと昔の記憶が突然よみがえる。

大学3年の秋、私は思い立って山陰地方へ旅をした。
鳥取砂丘を見たかったのだ。それが後か先かはもはや覚えていないが、
植田正治の『砂丘』という写真集があって、
リブロとかの本屋に行くたびによくその写真集を眺めていたのだ。
そんなに高くなかったと思うのだけど、なぜ当時買わなかったのか
今思うと理由も全く思い出せず、不思議でならない。

もうずっとそんなことを忘れていたのに、
これも不思議なつながりといえばいえる。
ジャコメッリの世界が記憶の時間軸を揺さぶったのかもしれない。

『砂丘』は今でも買えるのだろうか、と買えたら買うつもりで調べてみたら
プレミアがついていた。ほんとになんで買わなかったのだろう?
その鳥取砂丘への旅は、今思えばタブツキっぽくて
しなびた食堂で、千葉からロータリークラブか何かの旅行で来たという
バブリーなおじさんにコーヒーをごちそうになったり、
砂丘の真ん中で、なぜか地元の青年と話し込んで港まで送ってもらったりと
なかなか思い出深い。

それにしても最近、自分のアンテナの向いた方向をたどると
二十歳頃の記憶(それもずっと忘れていた)に行きつくことが結構多くて、ある意味怖いです。
いろいろなことが一巡してしまったのかなぁ。
まあ、ようするに仕事に熱中するあまり若い頃の熱い気持ち(笑)を忘れていたのが、
ふと息をついてあの頃に思いを馳せる、な中年サラリーマンてことですけど!

マリオ・ジャコメッリ展
@東京都写真美術館
2008/3/15~5/6

[PR]
←menu