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ばたばたしていて更新怠っているうちに、今日で11月も終わり。早いものです。。。
ややネタがたまり気味なのだけど、11月14日に多和田葉子の朗読会に行ってきたことを。
多和田葉子はドイツのハンブルク在住、「犬婿入り」で芥川賞もとっていますが、
ドイツ語でも小説を発表していて、朗読会も欧米や日本で数多く行っています。
今年に入ってから、結構まとめて読んだりしていて、
折からの朗読会ブーム(笑)もあって、ぜひ行ってみたかったのです。
ということで、マブ読書ダチのS先輩と両国のシアターχへ。

最初に「木」という文字がスクリーン一杯に映し出され、
歪んで収縮しては「気」や「奇」や「来」や様々な「き」に変化する。
ああ、そんな意味もあるな、と思うと
ステージに多和田葉子と高瀬アキが登場して、朗読が始まる。

朗読、というよりは言葉を使ったパフォーマンスのような感じ。
口から発した言葉は意味をトランスする。
「き」は「木」でも「気」でも「奇」でもある。「友愛」は「you I」でもある。
そんな言葉の音が持つ多義性に気づかされる。

そんな音の戯れから「き」を巡る連想はドイツの「バウムクーヘン」(バウムは木、
クーヘンはお菓子で「木のお菓子」ということになり、そこからさらに
中国の月餅やバウムクーヘンの母音などなどに連想は流れる。

言葉は文化に根付き、文字は政治に根付くというくだり、
文字をはなれた言葉の多義性、
知らない文字の言語の圧倒的不可思議さ、
この感覚は多和田葉子の小説でも主要なテーマとなっているけれど
やはり外国で長く暮らす氏ならではの、言語感覚なのだと思う。

最後は「カミカミ」という、ポエトリーリーディングに近い言葉遊びで
ひらひら舞う「紙」と「神」をかけているのでは、とS先輩が言っていた。
西欧では圧倒的な存在である「神」、それを「紙」のごとくに
軽く薄く、ひらひらとまき散らすアイロニー。

多和田葉子の小説はわたしにとっては難しくって、
難しいとはいっても、重厚な難解さではなく、
浮遊するようなとらえどころのない難しさが癖になる感じではまってしまったのだけど、
いくつもの作品を読んだりこの朗読会だったり、
S先輩と話したりしてなんとなく解けてきた感じがおもしろく。
その週末にたまたま古本屋で『カタコトのうわごと』というエッセイ集を見つけて
早速読んでみると、おぼろげにつかめてきたことが
よりはっきりして来た感じで、ますますはまり気味です。。。


飛魂Ⅱ
多和田葉子(自作朗読)+高瀬アキ(ピアノ)
11/14(fri)シアターχ

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ぶどう郷マラソンから2週あけて、本日の横浜マラソン10k。
今の会社の人たちと初めてのレース。
今まで何回か声をかけてもらっていたのですが、
予定があわなかったりで、今回ようやく初参加できました。

山梨のぶどう郷からわずか2週間、しかも横浜なのに
ぶどう郷と比べてかなり寒い。さすが11月というべきか、すっかり冬の気配。
寒いね~と連発しながら、曇り空の下をスタート。

ぶどう郷では坂ですっかりへたれてしまったので、
フラットな今日のレースはもうちょっとしっかり走りたい、
できれば60分を切れたらいいな~と、根拠なく思いながらスタート笑。

スタートラインまで2分半以上のロスがあったものの
なんとか6分強くらいのラップで走っているうちに折り返しの対面が始まる。
一緒に参加したメンバーの他に、yasuさんが参加していたり、他にも誰か走ってそうな予感で、
走ることから意識をそらすためにも目を皿のようにして走る。
と、まず前会社のS君が!かなり上位。「Sく~ん」とすれ違いざま声をかけると
「ああっ、Mさん!」とびっくりした様子。そりゃそうね。
少しすると今度はyasuさん発見!またしても「yasuさ~ん」と声をかける。
ちょっときつそうな雰囲気だったけど、手を挙げてくれた。
そして、わが社の若手、Rくんも。そのあとは誰も見つからず。。。

折り返してしまうと対面の楽しみもなくなり、あとはひたすらラップを刻むだけ。
なんとかさほどラップは落ちず、6分強を維持してゴール。
残念ながら、ロスタイムを抜いても60分は切れなかったけど、
練習量を考えればまあまあでしょう。

ランの後は中華街でランチをして、豚まんなんぞを歩きながらほおばって
帰りの東横線では爆睡。お疲れ様でした~!
これにて年内レースは終了。2月の青梅が中止になったので
ついにハーフ以上のレースは走らなかった。。。汗。来年はハーフ復活します。

2008/11/9 (Sun)
横浜マラソン

さて、今週は第4回を迎えた読書会、そして多和田葉子の朗読会と
文芸ウィークです。これもまた楽しみだな。

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秋のレースはへたれ気味に10Kが2本。
その1発目は久しぶりに猛走会にて参加の「甲州勝沼ぶどう郷マラソン」。
このレースは初めてであります。
新宿発7時02分の貸し切り団体列車にのって、8時半に勝沼ぶどう郷駅へ到着。

なんでも本に結び付けるのはどうかと思いながらもc0051457_2332769.jpg
南條竹則の酒をめぐるファンタジー教養小説「酒仙」(新潮文庫)にて
聖杯のありかとされるのがこの甲州勝沼であります(笑)。
勝沼ぶどう郷駅を出ると目前に開ける山間に
小説では「うわあ、桃源郷だ」と思わず主人公どぶ六が叫ぶような
ファンタジー感を感じながらも、バスに乗って会場に向かうところどころの
ぶどう園は桃源郷というよりは、ザ・にっぽんの農家、という感じ。

会場には大々的に地ワイン販売のテントが連なり、
参加賞もワイン、走り終わるとぶどうサービスとまさにぶどうづくし。

レースは5kmまでが激しい上り。坂は嫌いではないけれど、
最近のへたれ走力で、残念ながらも歩きが入ってしまう。
気合で走ろうとするも胃液がこみあげ、、、、へたれです、ハイ。
で、5kmすぎると急勾配の下り。それから2kmくらいだらだらと下る。
ここで、なんか終わったような気分になるのだけど、
まだ3km残っていて、これが終わったような気分のあとなだけに長い。。。
とはいえ、所詮10kmなのでまあゴールしました笑。
タイムは聞かないでください。。。。

レース後は参加者にはもれなくついてくるお弁当を食し、
そのままワイン酒宴に突入。そんな団体があちらこちらに。。。
ワイン酒宴は帰りの電車でも続き、新宿駅に着く頃には窓際に何本もの
ワイン瓶が、、、、。ま、わたしはほとんど寝てましたケド。
ワイン好きの方にはたまらないレースでしょう~~。

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2008/10/26 (Sun)
甲州市勝沼ぶどう郷マラソン

しかし、来年はハーフには復活しないとだな~~。

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