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豊饒百花

ついにバイトを始めたりしてバタバタしているうちに
もう12月になってしまいましたが、11月5日は学園祭だったのでした。

一週間前から準備期間になって授業もなくなり、
早朝登校して試作したり、展示備品を買いにかけまわったり、
なんだかえらい大変で、仕事していた頃の展示会前を思い出すよな
テンパリぶりだったな〜。(ま、展示会よか全然ラクだけど)

でも、これが後から思えば楽しかったんですよ。
とりあえず試作をして、先生に見てもらうと
「見せる料理」としての相当細かいアドバイスがあって、
それをふまえて、考えていくと完成度が上がっていく。
そうすると自分なりのアイデアもでてきたりして、
テンションがあがってくる。
まさに、仕事していた頃、ビチッとデザインがでてきたときの
あのアドレナリン状態再び、な感じで。

前日の仕上げの盛りつけはまさに超集中。
学校側で木の実なんかのアレンジものも用意してあって
即興のアイデアで仕上げていくのも、
こないだのフラワーアレンジメント的。
先生からOKがでたら、つや出し/乾燥止めのゼラチンを塗って完成。
それを今度は展示台に並べるのも、最後のアドレナリン放出。

なんかこういうダイナミズムが得られるのって
やっぱりいいな、と改めて思ってしまったよ。
まさか学園祭でそんな体験が得られるとは思ってなかっただけに。

んで、学園祭の翌週は目黒雅叙園の假屋崎省吾展を観に行ったり、
(いろんな意味においてすごかった。。。)
雑誌でオランダのフードデザイナー、マライエ・フォーヘルサングの記事を
読んだりしたりして、こんな風にコンプチュアルに考えることもできたんだ!と思ったり。
最初で最後な学園祭だったのがちっと惜しい気も。

そろそろ卒業後のことも考えていかなくちゃなんだけど、
なにやるにせよ「求、アドレナリン」、再認識。
とりあえず、バイトしてテスト終わらせて、華道始めるぞー☆

ちなみに展示作品のテーマでした、豊饒百花。
一つ一つの完成度はやっぱりまだまだでしたけどね。そりゃそうだ。
でもすごく貴重な体験になったよ。

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