人気ブログランキング | 話題のタグを見る
またまたご無沙汰してしまっており…。
2010年はライブとレコードの一年です。すごいことになっています。
空白の5年間を取り戻すような勢い。
そんなわけでマラソン&読書は鳴りを潜めていますが、読書会は続けています。
すごい、継続は力なり、ですよ。てことで備忘録をアップしておきます。
参考図書は自主的に持参したり、この機会に合わせて読んだりしたもの。

第15回 09年10月「インド夜想曲」アントニオ・タブツキ 
     @市ヶ谷のインド料理屋

第16回 09年12月「1984年」ジョージ・オーウェル
     @恵比寿のアイリッシュパブ
     参考図書:「動物農場」ジョージ・オーウェル

第17回 10年1月「深い河」遠藤周作
     @四谷のインド料理屋
     参考図書:「沈黙」遠藤周作

第18回 10年2月「孤島の鬼」江戸川乱歩
     @中目黒の鶏料理屋
     参考図書:「黒猫・モルグ街の殺人」エドガー・アラン・ポー
          「江戸川乱歩短編集」

第19回 10年4月「コンセント」田口ランディ
@目黒の沖縄料理

第20回 10年5月「死神の精度」伊坂幸太郎
     @品川の小料理屋

第21回 10年6月「ジェネレーションX」ダグラス・クープランド
     @我が家ベランダにてサタデーモーニング読書会

第22回 10年7月「独白するユニバーサル横メルカトル」平山夢明
            「黒猫」エドガー・アラン・ポー
     @品川の洋食屋

我が家で開催したモーニング読書会は新機軸。
パンを買って、サラダとか卵料理など朝ごはんを用意して10時から開催しました。
メンバーの皆様、朝型です笑。
伊坂幸太郎とか今どきの作家を読んだのもなかなか新鮮でした。
次回は来週、1年ぶりに熱海のI氏邸にて開催です。

すっごく久々に更新します。
先にも書いたようなtwitter の twitterたる所以にすっかりハマりました。
mixiもすごいと思ったけど、twitterの距離感たるや。
全然知らない人と音楽ネタで盛り上がったり、15年以上ぶりに旧友に再会したり。
140文字という絶妙の世界観に慣れてしまうと、
腰を据えて文章を書くことも読むことも、ちょっとテンポが違う感じで。。。
あとは、ライブに行きまくっている、というのもありますね。
ここ5年くらい遠ざかっていたのが信じられないくらい行ってる笑。

ということで色々な要素から音楽ウェーブが盛り上がってる2010年、
読書ペースが落ち気味なのですが。
1Q84のレビューも続きを書こうと思っていて止まったままになっていたのだけど、
BOOK3 を読んで激しくガッカリしたので、久々にレビューを書くことにしました。

BOOK3の世間的評価ってどうなんだか全然知らないけど、
1Q84 BOOK3 ここに帰結してると思いたくない _c0051457_22135839.jpgわたしははっきり言って酷い、と思った。
1,2で村上春樹が自分のポピュラリティをあえて逆手にとって
挑んだようにみえた問題提起は全くなくなっていて、
何の展開も発展もない後日談がはっきり言って
だらだら続く。600ページも。
正直、途中からかなりうんざりしてきたのだけど、
もしかしたら最後になにかあるかと思って読み続けたら、
最後までなにもなかった笑。「もしかして話題になりすぎた1,2へのアンチテーゼとしてあえて駄作を提示したのか?」とか考えちゃったよ。
いや、わかりやす~いハッピーエンドで喜ぶ人もいそうですけどね。

1,2を書いた直後の村上春樹のインタビューで
「続きを書くつもりはまったくなかったけど、書き終わったら書きたくなったので
続きを書き始めた」的なことを言っていたけど、それがこれ?
村上春樹はこの作品をセンチメンタルな叙情小説にしたかったのだろうか。
個人的には村上春樹はすごく好きな作家というわけではなく
「スプートニクの恋人」でがっかりして2000年代の作品は読んでなかったのを、
読書会の課題図書になったので「1Q84 BOOK1,2」を読んで感心して
「海辺のカフカ」をさかのぼって読んだりしたので、本当にがっかりした。
またしばらく村上春樹を読まなくなりそうだ。

1,2で行われていた、自らが持っている長編作家としての「物語力」でもって
あえてポピュラリティな要素を取り入れ、文体スタイルを変えて挑み、
多くの人に届けようとしたもの、
それがこのBOOK3に帰結しているとは私は思いたくない。1,2がかわいそうだ笑。
作家自身が、そしてほかの読者がどう思っているかはわからないけど。


1Q84 BOOK3(新潮社)
村上春樹

R先輩は基本体育会な前会社において、音楽の話で盛り上がれる
それはそれは貴重な先輩で、
お互いに会社をやめてからも年に何回はご飯を食べたり、
ライブにお誘いいただいたりでかれこれ10年以上のお付き合い。
嵐のように風の強かった夜が過ぎて、これまた嵐のあとのようにからりと晴れた休日、
そのR先輩ご夫婦の新居&スタジオにお邪魔してまいりました。

もう、建築計画を聞いている段階から、行ってみたくてたまらなかったんですけど、
行ってみたらこれがもう。心おどってしまったんですってば。

半地下のスタジオ。中にしつらえている階段上からの眺め。
心おどる_c0051457_22491542.jpg


こちらはミキサールーム。
心おどる_c0051457_22505060.jpg



写真がソフトフォーカスいるのはうっかり接写モードのままになっていたからです。
痛恨。。。またお邪魔した時に撮り直そう。。。
スタジオ内にはソファやCDやら雑誌やらが置いてある
コーナーもあり、演奏を聴きながらくつろぐこともできます。
あ~、ただでさえ音楽熱が再燃中なのに、ホントにバンドとか
またやりたくなっちゃうじゃないですかっ!
(あれ、中年パンクバンドは幻。。。!?)
ドラムたたいていいよ、って言っていただいたんですけどね笑、さすがに。。。汗。

ここまでできるまでには、大変なご苦労があったようなのですが、
はたからみたら本当にうっとり、憧れます。
コンクリート打ちっぱなしの外観も、開放的なリビングもステキでした。
秘伝「カレーの壺」によるおいしいカレーまでごちそうになり、
うっとりしたまま帰途に。ありがとうございました。

なんだか本当に楽器とか練習したくなるなぁ。。。
セッション大会なども行うそうで、
いつか参加させていただけるようになるのが目標かな笑。
R先輩、またぜひお邪魔させてください~!!

もう20年来もの友達、Y嬢がいよいよ渡米するにあたり、本棚いらない?と。
片付けの始まっている部屋に本棚の寸法を測りにお邪魔したら、
好きな本を持って行っていい、と言われて古本屋にでもいるかのような
真剣チョイスぶり。私も持っている本もあったりして、やっぱり友達だなぁと。

その本棚があったかい小春日和の土曜日の午後、届きました。

本棚がやってきた_c0051457_1265847.jpg


サイズぴったり。まずはもらった本を並べて、記念撮影。
レベッカ・ブラウンは私が好きそう、って薦めてもらって読むのが楽しみ。
ありがとう、大事にするね。
どんな本棚にしようか、考えるだけでワクワクします。

今までもしばらく会わなかったりしたことがあったけど、
会えばすぐ、おとついあった~!?みたいな感じになれるのが
さすが20年の重み。だから、ちょっとさみしい気もするけど、あまり心配しません。
Y嬢の新生活、応援してるよ~!
Twitterもあるしね!ビバテクノロジー!

そう、ついにtwitterはじめてしまったんですよ。
ヤバいです。意外とつぶやいてます。

ミイラ取りがミイラになった感のDEDE MOUSE君の新譜が4月7日に出るのだけど、
俄然盛り上がる_c0051457_1371179.jpg
twitterで下記のツイートをみて俄然盛り上がる。


     ありがとうございます。そう言っていただくと本当に嬉しいです。
     RT @dai_onojima もう一度書くがDE DE MOUSEの新譜素晴らしいです。
     一番マジカルだったころのトッド・ラングレンみたいというか。


一番マジカルだったころのトッド・ラングレンだとぉ~。(ちなみに小野島大氏ですよ)
「A WIZARD ,A TRUE STAR」あたりとか!? どうでしょう、らび先輩?(名指し笑)
俄然盛り上がる_c0051457_1374957.jpg


DEDE MOUSEはトッド・ラングレンのようなポップソングではないけど、
(私的にはテレビゲーム世代のダンスミュージックという感じながら、メロウなところがツボ。
ライブはツインドラムや鍵盤^^が入ったりして、生×打ち込みのダイナミズムがたまらん。)
だからこそこういうたとえって盛り上がります。

3月26日にはSUPER DELUXEでプレリリースライブもあるし、超楽しみ~!!
今までのライブで新曲も聴いているけど、あえて試聴はしないで臨みます。
邪な気持ちなしに踊るんだい!(笑)

←menu